J1神戸がついに降格圏を脱出した。今季低迷する神戸は9日、アウェーで磐田に1―0で勝利し、3連勝。16位に浮上し、J2自動降格圏から抜け出した。

 序盤から押し気味に試合を進める神戸はチャンスをつくるもゴールが奪えない。前半15分にはMFアンドレス・イニエスタのパスに抜け出したFW武藤嘉紀が押し込むが、オフサイド。そして0―0で突入した後半の19分にエースFW大迫勇也が途中出場し、圧力を強めると、27分にカウンターから武藤がエリア内で倒されてPKを獲得。31分に大迫が冷静に決めて先制し、そのまま逃げ切った。

 神戸は大迫の2試合連続弾で3連勝とし、順位を16位に上げた。負傷を抱えているため、途中出場が続いている大迫は「決めることだけを考えた。勢いに乗っている実感はある」とし「チームを変えることしか考えていない。この2週間はポジティブですし、恐ろしいと感じている。気を緩めずにこのままの姿勢でいきたい」と語った。

 就任後、3連勝となった吉田孝行監督は「苦しいゲームだった。みんながよくやってくれた。もっと上を目指すだけで気を緩めず、1戦必勝でやっていきたい」と、誓っていた。