新日本プロレス・グレート―O―カーンの独占インタビューに、またしても成功した。G1クライマックス制覇を逃したオーカーンだが、団体内外で新たな戦いが同時に多発。IWGPタッグ王座(現王者は「FTR」ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)の奪回、永田裕志との初シングルマッチ(9月11日、千葉・東金)、さらにノアマットで実現するグレート・ムタとの異次元共闘まで語り尽くす余の言葉を、とくと聞くがいい――。

 ――G1は2勝4敗と残念ながら負け越し

 オーカーン(以下・余)また余なにかやっちゃいました? 開幕前に言ったはずじゃぞ。目標は負けることだと。4回も達成できて、余は満足じゃ。

 ――達成しすぎて負け越しては本末転倒では

 余 …あれ? さっき言ってた余の戦績がおかしいって、弱すぎって意味だよな? 黙れドン!「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」という名言があるじゃろ。

 ――無礼をお許しください。目先の優勝などいらぬ、と

 余 実際、優勝したオカダ(カズチカ)より、余のほうにレスラーどもが群がってきておるじゃろ? 余の目には優勝しても金髪のゴキブリにしか見えないんだわ。いつでもできる優勝より少しは本気が出せそうだニィ。

 ――まず米AEWのFTRにタッグ王座を流出させた責任を取らなければ

 余 貴様ァ! 逃げるなァ! 責任から逃げるなァァ! と言いたいんだな? 判断が早い! 良きに計らえ。9月25日の神戸で(バッドラック)ファレ、チェーズ(オーエンズのコンビ)を処し、余たちからベルトを盗んだFTRからベルトを取り返してやるもん。

 ――G1公式戦ではオーエンズに完敗

 余 まぁ…おまえじゃわからないか、この領域の話は。お前もう船、降りろ。先にチャンスを与えて後で根こそぎ希望を奪う、尾田栄一郎先生のような伏線じゃろがい。チェーズがおれに! 勝てるわけねェだろうが!

 ――無礼をお許しください。永田との初一騎打ちも決定

 余 かつて余に似た男が永田の弟子だったかららしい。痴漢冤罪詐欺もビックリの言いがかりじゃ。そもそも永田は育成が下手で、最終的には付け人全員が悪者になってる、らしいじゃないか。何がブルージャスティスじゃ。こっちはパンケーキで人を救った正真正銘の正義の味方じゃぞい。

 ――永田の息子さんは帝国民だとか

 余 裕生、パンケーキ食うか? 何でも永田は余に似たレスラーをしつこく勧誘しては、ブシロードに「プロレスラーになりたいです」とウソをつかせ、強引に業界に引き込んだらしい…なぜかムカついてきたな。絶対に許さんぞ虫ケラ! じわじわとなぶり殺しにしてくれる!

 ――永田のデビュー30周年記念試合になるが

 余 キリ良くそこでレスラー人生終わらせてやる! むしろ、終わりが近いと感じているからこそ、余の人気と知名度と話題性にすがりたいんじゃろ。永田だけじゃなくグレート・ムタもな。

 ――9月3日にはノア大阪大会に参戦し、ムタと6人タッグで共闘する

 余 長州力殿も認めた、業界内での余の評判を聞きつけたのじゃろう。交渉は(大阪でトリオを組む)NOSAWA論外がしてきたから、詳しくは知らんがな。ゆえに同盟を結ぶかどうかは大阪でのムタ次第じゃ。どこかの「査定する女」はワンナイトじゃが、余は軽い男ではないウナ。

 ――ノアには初参戦

 余 初参戦…ども…余みたいなバカにした団体から呼ばれる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは。余は全然人がいない客席を見て、つぶやくんすわ、ノアとかいう破産したインディ団体。狂ってる? それ、褒め言葉ね。なんつってる間にもう他の仕事の時間っすよ(笑い)。あ~あ、人気レスラーのつらいとこね、これ。余の目にかなえば同盟を結び、ムタの故郷の新日本で、余のセコンドに就かせてやりたいと思っておる。

 ――なんだかんだ話題だけは豊富だ

 余 是非もない。下半期も余を中心に回すぞ。余がプロレス界を支配するその前に! ひれ伏せっ愚民ども!