一体何がいけないのか。今季日本ハムに加入した助っ人たちが、シーズン中盤に入った今になってもそろって結果を出せない状態が続いている。

 その筆頭格は5日のロッテ戦(ZOZOマリン)で先発マウンドに上がったポンセだ。

 来日1年目右腕は今季4度目の先発マウンドで来日初勝利を狙ったが、7回まで4安打1失点の好投を見せながらも、味方打線の援護に恵まれず無念の降板。来日初登板となった4月20日の楽天戦こそ5回4失点と精彩を欠いたものの、その後の3試合はすべて2失点以内。それでも白星を奪えないのだから、不運としか言いようがない。

 今季推定年俸2億4000万円という大型契約でチームに新加入した右腕ガントも、運に見放されている。

 2019年にメジャーで11勝を挙げた実績があるため、首脳陣から先発ローテの柱として期待されたが、シーズン開幕後に右ヒジじん帯炎症が明らかになると、公式戦で1球も投げないまま6月に治療のため米国へ一時帰国。その後再来日したものの、現在は二軍施設でリハビリ中。復帰の見通しはたっていない。

 さらに昨季47試合で24ホールドを挙げた来日5年目中継ぎ右腕のB・ロドリゲスも、5日のロッテ戦で今季2度目の登板を果たしたが、サヨナラ負けで敗戦投手となった。

 攻撃陣も推定年俸1億8000万円で加入したヌニエスが開幕から不振を極め、現時点で打率1割6分5厘と低迷。推定年俸6000万円のアルカンタラも打率2割3分9厘と精彩を欠く。これだけ助っ人がそろって低迷するのも珍しい。

 球団関係者はそんなチームの惨状をこう嘆く。

「ウチは今季若手の育成に主眼を置く分、チームの総合力を助っ人の力で補うはずでした。でも、その助っ人がまったく機能していない。このままでは『大金をはたいた意味がない』と言われても反論できない。誰か一人でもいいので活躍してくれればいいのですが…」

 低迷するチームに加え助っ人がそろって不振では巻き返しムードは遠のくばかり。新庄監督率いる日本ハムの試練は続く。