トンネルの出口が見えてこない。広島は18日、ヤクルト戦(神宮)で6―10と敗れ、今季最長タイの4連敗。借金は今季最多の4に膨らみ、阪神と入れ替わってセ4位に転落した。

 先発マウンドに立った森下暢仁投手(24)は1点リードの6回二死二、三塁から山崎に逆転3ランを浴び、今季最多の121球を投じた末に4失点KO。ここまでプロ入りから通算5試合で2勝0敗、防御率0・95と抜群の安定感を誇っていた神宮球場で初めて黒星を喫した。

 打線は13安打6得点を奪って必死に食らいついたものの投手陣が17安打10失点で〝投壊〟し、終盤の追い上げも実らなかった。

 試合後の佐々岡真司監督(54)は登板4連敗で今季5敗目を喫した森下について「初回から粘り強く投げたなかで」と切り出し「6回2アウトから今のヤクルトもそういう粘り強さというのが出て…。あと1アウトというところで、もったいないといえばもったいないですし。球数も多くなったのであの回(6回)までとは決めてたんですけど」とコメントした。

 首位ヤクルトに今季8戦で1勝6敗1分とお得意様扱いにされ、苦手意識はますます強まるばかり。指揮官は今季初のBクラス転落にも「まぁまだまだね。しっかり明日、頑張るだけです」と気持ちを切り替えたが、迷走に歯止めがかからなくなりつつある。