エンゼルスの大谷翔平投手(27)は8日(日本時間9日)に本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「1番・DH」で出場し、5回に5試合連続安打となる右前打を放ち、4打数1安打、2三振だった。打率2割4分2厘。チームは0―1で敗れ、14連敗となり球団ワースト記録を更新した。
13試合ぶりに1番での出場。試合前の会見でネビン監督代行は「彼はシーズン始めに先頭でいい結果を出していたし、今いるメンツでは彼を先頭に置くのがいいと思った」と説明した。
バットが快音を発したのは5回一死無走者だった。マウンドは相手先発の右腕イオバルディ。1ストライクからの2球目、真ん中高めの90・6マイル(約146キロ)のカットボールを振り抜くと、芯で捉えた打球は右前に落ちた。これで5試合連続安打だ。
初回先頭はカウント1―2からの5球目、真ん中低めのスプリットで空振り三振。3回先頭はカウント1―1から外角低めのスプリットを逆方向にはじき返した。106・4マイル(約171キロ)の痛烈なゴロはシフトで三遊間を守っていた三塁手の正面だった。
0―1の7回二死無走者は3番手の左腕ディークマンと対戦。カウント1―2からの5球目、内角低めのスライダーにバットは空を切った。
この日は先発デトマーズ、中継ぎ陣が最少失点で粘ったが、主砲トラウトを左股関節の張りで欠く打線が不発。2回無死一、二塁、3回二死一、二塁の2度の先制チャンスを生かせなかったことが響いた。
泥沼にはまったエンゼルス。9日(同10日)のレッドソックス4連戦の最終戦で大谷は先発マウンドに上がる。連敗脱出の快投が期待されるが、自身は5月5日(同6日)の敵地レッドソックス戦後、1か月以上白星から遠ざかっており、プレッシャーは相当だろう。投げては奪三振ショー、バットでは特大弾といった漫画のような展開を祈るしかない。












