西武・若林楽人外野手(24)がスタイルを変更して戦列に帰って来た。
左ヒザ前十字じん帯を損傷した昨年5月30日の阪神戦(当時メットライフ)からほぼ1年後、5月31日の阪神戦(甲子園)でスタメン復帰を果たした。
「2番・右翼」で復帰した若林はいきなり4打数2安打1得点。8回の第4打席では遊撃内野安打で出塁し、二進後に森の浅めの右前打で一気に本塁に生還し、衰えぬ韋駄天ぶりを披露した。
「この舞台で活躍するために1年間頑張ってきました。ファンの皆さまの応援が本当に励みになりました」とこの日の喜びを語った若林は、翌1日の5回には復帰後初となる盗塁を成功させた。さらに、4日のヤクルト戦(神宮)では二盗を敢行したものの、中村に刺され憤死した。
復帰後5試合で打率3割8分1厘(21打数8安打)、1盗塁と上々の再スタートとなったが、そこには気になる〝スタイル変更〟があった。
2度の盗塁企図と本塁生還時のスライディングがいずれも足からではなく、ヘッドスライディングによるものだった。
ルーキーイヤーの昨季、わずか44試合で20盗塁を決めた若林の走塁は、相手のモーションを盗み、トップスピードのまま左足をたたんだスライディングで次の塁へ…というスタイル。
しかし、左足の故障再発リスクを考え、首脳陣と相談の上に「頭からすべる」という左ヒザを守る〝防衛策〟を決断したようだ。
首脳陣は神宮球場の人工芝を考慮し、5日の試合では若林の出番はなし。復帰シーズンの今季は今後も慎重な起用と最善策の模索が続いていく。












