勝ち切れなかった。広島は15日のヤクルト戦(マツダ)に延長12回の末、5―5で引き分けた。先発・アンダーソンが5回2/3を5失点。その後は中継ぎ陣が踏ん張り無失点リレーをしたものの、打線にあと1本が出なかった。

 前回登板の巨人戦で7回1安打無失点で来日初勝利をつかんだアンダーソンがこの日はピリッとしなかった。初回二死一塁で村上に12号2ランで先制を許す。5回に打線が奮起して1点を勝ち越したものの、助っ人右腕は6回に再び崩れた。

 先頭・山崎に内野安打。一死後に村上にも安打されて一、三塁のピンチを招くと、宮本の犠打野選で同点。なおも一、二塁でオスナ、長岡の連打で勝ち越しを許し、内山壮のゴロの間にもう1失点。ここで2番手の塹江と交代した。

 打線は6回二死一、三塁で松山の2点適時二塁打で同点に追い付いたが、その後が続かなかった。8回二死一、二塁、延長10回二死満塁の場面でいずれも田中広が三振。延長12回一死一、二塁では田中広が三振、中村奨が三飛に倒れた。

 ヤクルトにはこれで1勝4敗1分け。昨年も8勝14敗3分けと大幅に負け越している。「そういう(苦手の)意識はないんですけど…」とした指揮官は「昨日(14日)負けているし、今年は1つしか勝てていないので、当然、勝ちたかったというのはある」と厳しい表情で話した。