阪神・ジェフリー・マルテ内野手が10日の広島戦(甲子園)から待望の一軍昇格を果たすことが分かった。右足のコンディション不良で先月3日から戦線を離脱していた背番号31が貧打に悩む虎打線を救う。

 前週末のウェスタン中日3連戦から実戦復帰を果たしたマルテは、8日のカード第3戦(甲子園)では3打数1安打1打点。一塁守備にも就き順調な復調ぶりをアピールしていた。一軍本隊の野手陣は直近6試合合計で僅か8得点しか挙げられていない大ブレーキ状態。阪神首脳陣も〝見切り発車〟は覚悟の上でマルテの昇格を決断した格好だ。

 矢野監督は「(マルテを一軍に)上げるつもり。もうちょっと(二軍で)調整させたかったけど何か流れを変えるラッキーボーイ的な働きをしてくれれば」と明言。井上ヘッドも「なかなか打線が火を吹かない中で一日も早くという思いもある。(平田)二軍監督からも大丈夫だよとゴーサインが出たのでね。(チームの)流れがあまり良くない中、ジェフリーに一役買ってもらいたい」と期待を寄せた。

 昨季のセ・ベストナイン一塁手部門にも輝いた助っ人長距離砲の復帰に今はかけるしかない。チームのムードメーカーでもある陽気なラパンパラ男が、上昇気流を聖地・甲子園に巻き起こす――。