またも〝8回の悪夢〟に泣かされた。広島は30日の中日戦(バンテリン)で中崎、塹江の救援陣が打ち込まれ、2―4で競り負け。かつて抑えとしてリーグ3連覇を支えた中崎は、リーグワーストの4敗目(1勝)を喫した。
0―2の8回、赤ヘル打線が意地を見せた。開幕から10試合連続無失点投球のロドリゲスから堂林、菊池、西川、マクブルームの4連打で追いついた。真っ赤に染まった左翼席は押せ押せムードに包まれたが、直後に逆転勝ちへの期待は一気にしぼんだ。
7回2失点と粘りの投球を見せた先発・森下の後を受けた中崎は、阿部、高橋周の連打と木下の犠打で一死二、三塁のピンチを招く。佐々岡監督は慌てて3番手・塹江にスイッチしたが、時すでに遅し。一死満塁から加藤の中前適時打、福留の中犠飛で突き放された。
中崎は28日のヤクルト戦でも2点リードの8回に登板して失敗したばかり。2戦連続の〝背信投球〟に「久々の一軍での登板が続いて、疲れなども出ているのかもしれないけど、ザキだから今日はしっかりやってくれると信じて出しましたけど…こういう結果になり、球を見ても明らかに…」と指揮官もガックリの様子で「体も心も今の状態で投げても…という判断ではあります」と二軍降格を示唆した。
広島のチーム打率2割5分5厘はリーグ1位でチーム防御率3・15も同2位ながら、救援投手の防御率4・46は同ワースト。抑えの栗林につなぐ役目を誰に任せるのか。佐々岡監督にとっても頭の痛い問題だろう。












