ロシアの富豪でチェルシーのオーナーでもあるロマン・アブラモビッチ氏(55)が西側の経済制裁で金欠の大ピンチだ―。米紙ニューヨーク・ポストの芸能サイト「ページ・シックス」は4日、同氏がハリウッドの知人などから、それぞれ100万ドル(約1億2200万円)ずつ借金を申し入れていると伝えた。
同サイトによると、アブラモビッチ氏の米国と英国にある銀行口座はすでに凍結されており、所有する超大型クルーザーのスタッフらに支払う毎週の給料約75万ドル(約9200万円)が底をついた状態なのだという。
アブラモビッチ氏はこれまで同クルーザーやカリブ海サン・バルテルミー島に所有する別荘などでセレブらを頻繁に招いてパーティーを催してきたことから、ハリウッドやウォールストリート、IT業界など多くの有力者らと親しく、関係者は同サイトに「中でも一番親しい友人らに一口100万ドルの借金を申し込んでいる」と明かした。
同関係者は「ロマンはこれまでスタッフへの給料遅配はなかったが、資産が凍結されてもう支払いができない」と泣きついてきたと話した。
同氏が頼りにしたのはハリウッドのプロデューサーで監督のブレット・ラトナー氏や、世界最大のユダヤ国際財閥として知られるロスチャイルド家の友人らだ。同サイトは、彼らが親しい関係であることは確かだが、アブラモビッチ氏の要請にはまだ応じていないとしている。
その理由について同サイトは、友人らは経済制裁対象のアブラモビッチ氏に金銭を融通した場合、その反動を恐れているからだと説明した。英国や欧州連合(EU)はロシア軍のウクライナ侵攻を受け、アブラモビッチ氏を含むロシア人オリガルヒ(新興財閥)の海外資産凍結を科している。












