奄美大島が生んだ鉄腕が夢と希望を届ける。第94回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選が4日に行われ、8年ぶり2度目の出場となる大島(鹿児島)は第5日第2試合で明秀日立(茨城)との初戦が決まった。
離島の雄にとって相手に不足はない。関東覇者との対戦に武田主将は「目の前の相手に集中して、とにかく初戦を取りたい」と息巻いた。鍵を握るのは、何と言っても最速146キロ左腕・大野稼頭央投手(2年)。秋の県大会から九州大会準々決勝まですべて完投した鉄腕だ。武田主将は「頼りがいがあるエースピッチャー」と存在の大きさを認める。
前回出場時は21世紀枠。今回は九州大会準優勝チームとして、奄美大島が生んだ鉄腕を中心に勝ちに行く大会。「(先輩の雄姿を見て)すごく感動して入ろうと思った。自分たちもそういう試合がしたい」(武田主将)。聖地で勝って、校歌を歌い、鉄腕がスターダムにのし上がる――。春の聖地に「大島旋風」の予感が漂う。












