阪神・秋山拓巳投手(30)がオープン戦初戦となった中日戦(26日、北谷)に初登板。熱のこもったシーズン顔負けの投球を披露した。

 2回から2番手として登板した秋山は、3回二死で球界最年長・福留孝介外野手(44)を打席に迎え、球場に詰めかけたファンも息をのむ対戦を繰り広げた。

 8球ファウルで粘られ「ずっとインコースの真っすぐを待っているんだろうなと思っていたんですけど、ファウルを打ち出した時点で『もう真っすぐしか投げん』と、あそこはシンプルに対個人の投球ができた」と、2020年までチームメートだった大ベテランを相手に、9球目以降はオール直球勝負に打って出た。

 迎えた14球目で左飛に打ち取り、2回を2安打。「あそこでフォアボールにならなくてよかった」と〝ガチンコ勝負〟を制してマウンドを降りる右腕には、敵地のキャンプ地ながらも熱投ぶりを称える拍手が送られていた。