全日本プロレスの世界タッグ王座を保持する諏訪魔(45)&芦野祥太郎(32)の「暴走スープレックス」が底力を見せた。

 23日の後楽園大会で行われたV3戦では土肥こうじ、羆嵐組と対戦。気を吐いたのが芦野だ。10分過ぎには土肥の足を捕らえると、諏訪魔も羆嵐を捕獲。アンクルホールドの競演で会場を沸かせた。

 負けじと挑戦者組もアルゼンチン式背骨折りの競演で対抗してきたが、16分過ぎは芦野がジャーマンの体勢で土肥を捕らえたところに、走り込んだ諏訪魔がラリアート一閃。ここから芦野がジャーマン、Tボーンスープレックスでたたみかけ勝利を収めた。

 ところが試合後は勝利の余韻に浸る間もなく、パイプイスを持った本田竜輝が乱入。芦野に振り下ろすと「なんで俺に(1月23日後楽園大会の3冠王座決定トーナメント1回戦で)負けた雑魚が上でカードが組まれていて、俺が第0試合なんだ? お前みたいな雑魚は第1試合のセコンドからやり直せ!」と言い放った。

 これには芦野が大激怒。本田と大乱闘を繰り広げるや「やってやるよ。覚悟しとけよ! お前が練習生のころ、何回泣かしたか忘れたか? シングルを組めよ」と応戦。3月21日東京・大田区総合体育館大会での制裁マッチを要求した。

 いつもは自身が暴走してしまう諏訪魔は相棒の豹変ぶりに驚きつつ「初めて見たよ。ぶちギレた祥太郎を。でもいいよ、このままで。迫力あるし、すごかったよ」と妙に称賛。今後も暴走コンビが王道マットで大暴れする。