プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)とサッカー・Jリーグ合同の第49回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が21日、オンライン形式で開かれた。

 プロ野球の各球団は複数チームがキャンプを打ち上げるなど23日から順次始まるオープン戦、そして来月25日にセ・パ同時となる開幕戦に向けて順調に調整を行っている。同会議で専門家チームの座長を務める賀来満夫・東北医科薬科大特任教授はキャンプ中の各球団の感染対策について「やはりキャンプ前に比べると各選手を管理し、選手たちも自分たちが感染防止をしっかりととって感染が非常に少なくなっている。どうしてもオミクロンはどこでかかってもおかしくない状況になっているが、キャンプ中での陽性者が非常に少ないのはしっかりとした管理が行われているということになろうかと思う」と高く評価した。

 また、斉藤惇コミッショナー(82)は水際対策によって来日が凍結されている新加入の外国人に関して言及。すでに今月16日にJリーグの村井満チェアマンとともに岸田文雄首相に対して入国できない新外国人選手やその家族などへの配慮を要請しており、政府側から善処する方向性を示されている。実際に岸田首相が外国からの新規入国制限を現在の3500人から5000人に引き上げて3月以降は緩和すると表明していることから、プロ野球とJリーグの新外国人選手も必要な審査を経て、早ければ来月上旬にも入国できる公算が大きい。

 同コミッショナーは「3月1日になれば、早急に考慮していただきたい。各チームでいくと(新規外国人選手は)数名程度。5000名という枠がどうなるかに関してはよくわからないが、スポーツ選手に関してはぜひお願いしたいということ。細かいところはスポーツ庁に下りてきているので、我々事務局が詰めていくというところで結論が出ると思っている」と念押ししていた。