プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)とサッカー・Jリーグ合同の第48回「新型コロナウイルス対策連絡会議」が7日、オンライン形式で開かれた。
会議上では予断の許さない状況が続くオミクロン株の急拡大に伴う「第6波」の対応と現状について出席した専門家チームから報告および提言が出された。1日から春季キャンプがスタートしたプロ野球、「富士フイルム・スーパーカップ」(12日、横浜・日産スタジアム)と開幕節(18、19、20日)を控えるJリーグの各クラブでも感染者が頻発しているが、専門家メンバーの愛知医科大・三鴨広繁教授(感染症学)は「感染事例をいろいろ見ていると、これは我々の目からみると、かなりうまく抑えられているという感覚を持っている」と両法人の対応を高く評価。
その上で「NPBもJリーグもそれぞれのガイドライン、マニュアルに従って感染者を洗い出して、その対応についてはしっかりとされている。いわゆるクラスター認定されたものはほとんどない。こういうものがきちんと実行されていることが、今回あらためて確認できたと我々は判断している。もちろん感染事例が日本国にこれだけあるわけですから、感染が出るのは避けようがないと思う。そういった中で、どのように対応していくか。今までの対応、マニュアル、ガイドラインが間違っていないだろうと理解している」とも続けた。
また、NPBの斉藤惇コミッショナー(82)は会議終了後のオンライン会見で外国人の新規入国が原則停止となっている現状に関して言及。日本代表「侍ジャパン」が3月5、6日に予定しているチャイニーズ・タイペイとの強化試合(ともに東京ドーム)や、各球団の新助っ人が来日できない状況について解決を図るため行政機関に働きかけていることを明かした。
「窓口のスポーツ庁に細かい資料や対策案を出して認めていただけるように交渉している。来年(3月開催見込み)のWBCは本当の世界大会という意味合いもあるので我々としてはしっかり準備したい。その(3月の強化試合は)重要性を訴えたり、十分対応をするので選手を入れさせていただきたいとお願いしている」と述べた後、最後に苦笑いしながら「まだ、何とも反応がいいか、悪いか…ですね。こちらもイライラしているところです」ともどかしい胸中も垣間見せていた。












