巨人・山口俊投手(34)が6日に、春季宮崎キャンプでブルペン投球を行った。

 この日は捕手を座らせた状態で59球を投球。直球だけでなくカットボールの試投も行い、1球1球感触を確かめながら丁寧に投じていた。

 このカットボールが、今年の活躍のカギになるかもしれない。昨季は終盤に数球使用していた程度の球種だったが、山口は「(今季は)優先順位を上げて使っていけたらなと思っている」と狙いを告白。「ちっちゃい変化が少ないので、その中でまっすぐに近い変化で球数を抑えて打ち取るというような狙いで行ければなと思うんですけどね」と明かした。

 現時点ではまだ試行段階。腕の振りの感触などを重点的に確かめながら調整を行っている。「無意識のうちにどうしても曲げに行ってしまう。その感覚がなくなってくればまとまってくるのかなと思いますね」と、完成の兆しも徐々に見え始めたようだ。

 チーム内では既にベテランの域に突入している山口。カットボールを自在に使いこなし、さらに円熟味が増せば、昨季以上の結果を残せることは間違いない。