女子プロレス「スターダム」29日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会で、ワールド王者・朱里(32)が、元東京女子プロレスの舞海魅星改めMIRAIを下し、初防衛に成功した。

 場外でパワーボムや馬乗りになってのエルボー連打など、MIRAIのパワフルな攻撃を受けた朱里。挑戦者の波状攻撃に苦しみ、終盤にはミラマーレ(アームロック)で捕獲され悶絶し、ミラマーレショックで叩きつけられて虫の息となった。

 しかし、ようやく奪ったベルトをV1戦で落とせない朱里は粘りに粘る。走り込んできたMIRAIにカウンターのハイキックを叩き込むなど、得意の蹴りに活路を見いだして徐々に押し戻すと、バックブロー3連発からハイキック、朱世界で脳天からマットに叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後は「赤いベルト、初防衛しました!」と絶叫。そして同じユニット「ドンナ・デル・モンド(DDM)」の新メンバーで参戦2戦目で挑戦を表明してきたMIRAIに「(挑戦表明に)私はものすごくびっくりしたよ。でも、今日こうして初の防衛戦をMIRAIとやることができて、私はすごくうれしかった。ありがとう。これから、DDMで一緒に高め合っていこう」と言葉をかけ、握手をかわした。

 するとそこへ、セミの次期挑戦者決定戦で岩谷麻優と引き分け、2デイズで行われる東京・両国国技館大会(3月26、27日)初日の挑戦権を得た相棒のジュリアが登場し「私は、このベルトに挑戦するのは初めてです。そしてあなたとは、30分引き分けで終わっている。次こそは、決着を付けましょう」と堂々の宣戦布告。朱里も「DDMで一緒の仲間であり、パートナー。私も、ジュリアと、ずっと決着をつけたいと思ってた」と健闘を誓い合った。

 ここに実現することが決まったパートナー対決は、壮絶なものとなること間違いなさそうだ。