プロ野球とJリーグの第47回「新型コロナ対策連絡会議」が24日、オンライン形式で開催された。 

 会議上では日本全国で猛威を振るう変異株「オミクロン株」への対応策が主な議題として協議された。プロ野球界でも感染者が急激なペースで増え続けており、2月1日から有観客で一斉にスタートする春季キャンプへの影響が懸念されている。

 こうした現状を踏まえた上で会議終了後、オンラインによる会見に出席したNPB(日本野球機構)の斉藤惇コミッショナー(82)は「オミクロンの感染者が急増し、プロ野球でもJリーグでも、かなりの数の選手や関係者が発症している。感染してしまうと濃厚接触者という関係も出たり、あるいは観客の方にもいろいろ問題が出てはいけない。このオミクロンということに焦点を合わせて、いろいろルールの見直しをやっている」とコメントした。

 その後「深堀りをして、野球の場合はNPBのガイダンスを出して、各球団がそれをベースに自主的に自分のルールを作っていってもらうということにしたい。今まで作っているガイドラインを部分的に修正していきたい。最終的な案は今からキャンプが始まる前までに作り上げようと思う」とも語った。ガイドラインの修正内容としては、春季キャンプ期間中の検査頻度を週2回程度に引き上げ、その際のリアルタイムPCR検査と抗原定量検査などを義務付ける方針も今後検討していくという。

 また、政府内で議論の対象となっている濃厚接触者の隔離期間短縮に関しても、斉藤コミッショナーは「保健所も忙しく、なかなか1人1人の濃厚接触者の認定ができない中で罹患者が1人出たという場合、各球団で対応しなければいけない。周りの選手の隔離期間をどうするかということもある。その間の検査の内容と回数で実質、隔離期間が6日間が終了すればいいのではないのかという話も(専門家メンバーから)いただいた。そういうことをベースにし、今から最終的なガイドラインを出そうと思っている」と述べていた。