ノアのGHCタッグ王者〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(59)が、新年の過密日程にも強い意欲をみなぎらせた。

 武藤は来年1月1日、丸藤正道(42)とのタッグで、同王座のV1戦(東京・日本武道館)に臨む。挑戦を受けるのは「エムズアライアンス」の同門でもある望月成晃、田中将斗組。28日、都内で調印式に臨んだ武藤は「来年は寅年。俺の干支ですね。『一年の計は元旦にあり』ということで、元旦からばく進していきたい」と意気込みを語った。

 相手組の田中は、試合前にゼロワン後楽園ホール大会で杉浦貴の持つ世界ヘビー級のベルトにも挑戦。タッグ戦ダブルヘッダーとなり、武藤に挑む時には、すでに気力、体力を消耗している可能性もある。武藤にとっては有利に働く要素でもあるが「自分の試合に集中するだけ。俺の中では関係ない」と全集中。2022年をいい形でスタートを切ることしか頭にない。

 元日の試合については「正直、大みそかは紅白(歌合戦)も見ているし、正月はゆっくり雑煮を食べてテレビでも見ていたい」と本音をチラリ。しかし来年に還暦を迎える大ベテランながら、衰えぬ活力の持ち主は「8日は横浜アリーナ、その間には後楽園があって、その1週間後には仙台。気分はフルマラソンを走るような気分でぜひ、完走したい」とニヤリ。無尽蔵のスタミナで、新年の主役に躍り出るつもりだ。