新日本プロレス23日後楽園大会で行われたIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードと次期挑戦者の高橋ヒロム(32)の前哨戦は30分時間切れ引き分けに終わった。
デスペラードは来年1月4日東京ドーム大会で「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」連覇達成者のヒロムを迎え撃つ。この日はDOUKIと組んでヒロム、BUSHI組と対戦した。
BOSJの公式戦では30分で決着がつかずドローに終わっている両雄は、前哨戦でも一歩も譲らない攻防を展開する。残り時間1分となったところでヒロムにビクトリーロイヤルを決められたデスペラードだったが、TIME BOMBを切り返してエル・エス・クレロで押さえ込む。これをカウント2で返されるとロコ・モノ(ナックルパート)からピンチェ・ロコを狙うがウラカン・ラナで切り返されてしまい決定打を放てない。最後はもつれあうように試合終了のゴングを聞いた。
実力が拮抗するライバルとの大一番を前に「何で引き分ける。勝ち切れねえ…」とつぶやいたデスペラードだが、東京ドームでの王座戦には特別な思いがある。大胸筋断裂によりヒロムが返上したIWGPジュニアベルトを2月大阪大会で初戴冠。一度は王座から陥落しながらも奪回した。
王者として堂々ドームのセミに立つデスペラードは「これを持った状態でヒロムに俺は勝ってねえんだ。まだ俺の時間は止まったまんまだ。俺の時間を進めるためにも、これを持って、アイツに勝って…。いま、俺は暫定(王者)じゃねえ。暫定じゃねえが…スッキリしねえんだ! ベルトを持った状態で、ベルトがかかった試合で俺はヒロムに勝ちてえんだ」と感情を吐露。新日ジュニアの未来を担う「月と太陽」が、年間最大興行で雌雄を決する。












