阪神は20日、ジェフリー・マルテ内野手(30)と来季の契約を結んだことを発表した。

 新年俸は170万ドル(約1億9300万円)で1年契約。マルテは「来季もタイガースの仲間たちと一緒に、ファンのみなさんの前でプレーすることができて本当にうれしい。今季はあと一歩のところでチャンピオンに手が届かず、チームみんなが悔しい思いをしたので、この仲間たちともう一度日本一を目指して、自分もチームの力になれるように100%の力を出して頑張ります」と球団を通じてコメントした。

 来日3年目の今季は年間を通じ、主に3番打者としてチームの中軸を担った。128試合に出場し、打率2割5分8厘ながらも出塁率3割6分7厘をマーク。22本塁打、71打点を記録しただけでなく74四球を選ぶなど選球眼の良さも光った。

 7月には初のオールスター出場を果たし、終わってみればベストナインにも初選出されるなど今季は来日後のキャリアハイとも評せる高い貢献度を誇った。
 

 そんなマルテに対し、矢野燿大監督(53)は白い歯をのぞかせながら「ベストナインも怪しい…もっとレベルの高いベストナインにしてほしい(笑い)。もっと打ってくれるとか、もちろん守備だって、捕れるもんは、ちゃんと捕ってもらいたい」と述べ、ジョーク交じりに〝毒ガス気味〟の注文をつけた。

 もちろん、これは言うまでもなく頼りにしている存在であるからこその期待の裏返しだ。それが証拠に指揮官は「キャラもいい。チームの一員として認められている存在やと思うから。打点かな。打点をたくさんあげてくれるのはチームとして助かるな。まぁチャンスメークも、マルちゃんはしてくれるんだけど」とも続け、さらなる大暴れをリクエストしていた。