ソフトバンク・岩崎翔投手(32)が20日、ペイペイドームで契約を更改し、現状維持の年俸6800万円でサインした。今季は48試合に登板して、2勝5敗、14ホールド、6セーブ、防御率4・17。「試合数以外のところで僕に言えることは何もない」。多くを語らず、来季を見据えた。

 2018年の年俸1億3000万円から3年連続ダウンが続いていたが、今季は森、モイネロ不在時に抑えを担うなどブルペンを支えた。昨季クビを覚悟した右腕にとっては、ターニングポイントになり得るシーズンとなった。それでも「僕がしっかり投げていれば、チーム順位も違ったと思う」。代役守護神を任されながら、パフォーマンスで応えられなかった悔しさがにじんだ。

 節目の15年目となる来季は、又吉のFA加入もあり激しい競争が待つ。「見るからにいい投手。負けずにやりたい」。それでも「他人どうこうじゃなく、自分のことをしっかりやれれば大丈夫だと思う」と言い切った。2017年に72試合を投げて最優秀中継ぎ投手に輝いた実力者。そんな言葉が自然と出るのも、今シーズン手応えをつかんだからだ。具体的な来季の目標についても「60試合以上登板、防御率1点台」「リリーフをやる以上は抑えが目標」と高い志を見せた。

 岩崎がかつての輝きを取り戻せば、鷹のV奪回がグッと近づく。

(金額は推定)