日本野球機構(NPB)とJリーグによる「第45回新型コロナウイルス対策連絡会議」が13日、開催された。年内最後となる同会議では主に今年の新型コロナウイルス感染対策にまつわる総括が行われ、NPBの斉藤惇コミッショナー(82)はあらためて来季に向けて「我々としては何とか(同会議の)先生方と考えさせていただいて、観客数の制限のない運営をしたい」と述べた。
各国に広がりつつある変異型「オミクロン株」についての情報も共有。専門家チーム座長の賀来満夫氏(東北医科薬科大特任教授)は「日本では(新型コロナ感染が)沈静化しているが、オミクロン株が出てきている。感染性が少し高まっているのではないかとか、中和抗体が効きにくくなっている可能性やブースター接種を進めていこうということについても話をさせてもらった」と説明した。
こうした変異型株に対する注意喚起も十分に踏まえた上で斎藤コミッショナーは「今のところ別段、検査体制、システムを来季に向かって大きく変えるということはない。よほどオミクロンとか新しい現象が出てくれば、また考える。スポーツの場合、費用の問題と選手の体調管理の問題等もある。今年は前半を含めると(陽性者が)少し出たが、後半はうまくコントロールできた。検査も十分効果があったと思っている」との考えを口にした。
一方で賀来氏は今年のプロ野球とJリーグの感染対策を振り返り「しっかりとマネジメントされており、モデルを示すような形で感染を防いでいこうとする努力が非常によくわかった」と高く評価。今年ここまで来場した観客の中での陽性率がプロ野球は約0・08%、Jリーグは約0・06%とそれぞれ算出されていることも具体例として挙げ「日本全体では約1・4%となっていることから見ると非常に低い」とも評していた。












