ドジャースの大谷翔平投手(31)は直近7試合ノーアーチと不発だ。そんな中、地元紙ロサンゼルス・タイムズは4日(日本時間5日)に「チームが復調を待ち望んでいるのは、特に3人のスター級選手たちだ」としてムーキー・ベッツ内野手(32)、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)とともに大谷の名前を挙げた。
同紙は、大谷が投手復帰前の70試合で打率2割9分7厘、OPS1・034、三振率24%だったのに対し、投手復帰後の40試合では打率2割3分、OPS8割8分6厘、三振率31%と悪化したことを紹介。「今季の大谷を分ける明確な境界線は6月中旬の投手復帰だ。それ以降は投手としての内容が上がる一方で、打撃成績は下降傾向にある」と指摘した。
38本塁打はナ・リーグトップタイだが、ここ2か月ほどは明らかに打ち取られる場面が増えており、その象徴が三振率の上昇だ。
同紙はその理由を「空振り率の増加」と分析。今季の大谷は昨年よりもスイング率を抑え、ボール球の追いかけ率はほぼ変わらず、71四球はメジャー全体で7位と選球眼も健在。それでも全スイングの3分の1以上が空振りに終わっているという。
こうした状況について、「二刀流として復帰して以降、増えた肉体的負担の副産物にすぎない可能性もある」と指摘。一方で大谷は「バランスやスイングの安定性を取り戻せば修正可能」と語り、改善に自信を見せている。
また、大谷には好不調の波が極端にあることも知られている。昨年8月は打率2割3分5厘、OPS8割8分6厘と不振に陥ったが、9月には打率3割9分3厘、OPS1・225と驚異的な活躍を見せた。
「ドジャースとしては、今季もあの終盤の猛打を再現してほしいところだ」と同紙。投手としても本格復帰の段階を踏んでいる中で昨年9月の打棒爆発を再現できるか。今季のチームの命運を握ることになりそうだ。












