ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が11日(日本時間12日)、敵地でのジャイアンツ戦に「2番・遊撃」で先発出場し、右太ももに死球を受けて悶絶する場面があった。
ベンチのロバーツ監督も肝を冷やしたに違いない。6回先頭の第3打席だった。相手先発右腕・ウェブが4球目に投じた92マイル(約148・1キロ)のシンカーが内角に食い込み、そのまま軸足の右足の太ももの内側付近にぶつかった。思わずグラウンドに突っ伏したベッツは歯を食いしばり、表情は激痛でゆがんだ。
チームではシーズン序盤から投手陣に故障者が相次いでいたが、ここへきて野手陣にも離脱者が続出。打撃絶好調だったマンシーが左ヒザにヘッドスライディングを受けて負傷者リスト入りし、キケことE・ヘルナンデスも左ヒジの炎症で離脱した。他にもT・ヘルナンデスやエドマンも万全ではなく、状態を見ながらの起用となっている。
ベッツも打撃が低迷しているが、メンバーから外れれば相手に対する脅威は薄れ、前後を打つ大谷やフリーマンをはじめ、打線全体の弱体化は避けられない。それだけにXには「ベッツまでケガしたら終わり」「ベッツもかよ…」「これは一番痛いところ」「やめてー」「大丈夫ですか…」と悲鳴と心配する声が相次いで寄せられた。
だが、ベッツはどうにか自力で一塁に向かうと一死後にはスミスの中越え二塁打で、痛みをこらえながら三塁まで激走。ベース上では屈伸するような動きも見せたものの、続くT・ヘルナンデスの走者一掃する二塁打で無事に本塁までかえってきた。
さらに、6―8と2点差まで迫った7回一死無走者で迎えた4打席目に中越えの打球を放つと、二塁ベースも蹴って三塁にヘッドスライディング。とても死球が当たったとは思えない気迫のプレーでチャンスメークし、スミスの中前適時打で1点差に詰め寄るホームを踏んだ。
とはいえ、試合中はアドレナリンが分泌されている。12日(同13日)以降の状態が気がかりだ。












