日本ハムは27日のロッテ戦(エスコン)で3―5で敗戦。今季初の2カード連続負け越しで再び勝率が5割に戻った。

 先発・金村が初回一死一塁から藤原に先制適時三塁打を許すと、続くソトにも左中間に適時二塁打を浴び失点。劣勢のスタートを強いられた。さらに4回にも角中に1号2ラン、5回にも藤原にこの日2本目の適時打を許すなど降板する6回までに9安打5失点。試合の流れを引き寄せられなかった。

 一方、打線は2点リードされた初回に野村の適時打、二回には二死二塁から水野の右中間を破る適時三塁打で同点に追いついた。だが、3回以降は相手先発・田中晴を攻略できず。7回二死一、三塁から水谷がロッテ2番手・木村から適時打を放ち2点差に詰め寄ったが、反撃はここまでだった。

 新庄剛志監督(53)は試合後、計11安打を放ちながらも3点にとどまった打線について「今日11本出ましたけど、まだまだ本来の勢いある逆転しそうな雰囲気ではないですね」と渋い表情。「ちょっと(相手に)3点リードされたらどうだろう、っていうようなつながりですよね」と不満げな表情を見せた。

 ただ、そんな中でも打撃不振気味だった水谷がこの日2安打を放つなど、調子を上げつつある。それだけに「まあ水谷君は(相手に)研究されてるとは思いますけど、今日は右投手の時は雰囲気あったし。彼には乗って貰わないと。勢いをつけてくれる選手なんで」と期待を口にした。

 また、26日の試合前から外国人選手を除き主力野手らがバント練習を始めたことに関しては「指示は出していない」と断言した。

「たぶん選手同士で話し合っていると思うんですけど。でも、逆にこっちは成功してないからサインを出せないっていうね。でも、今年バントとか使ってないですけどセコセコ野球をしてた時は『バントはいらない』とか言ってたのに、バントせんかったら『ここはバントやろ』って(周囲が)言うから。どっちやねん!って(笑い)。でもセコセコ野球を捨てたわけじゃないし。全国の監督さんがうるさいから(笑い)。そういう場面が来てないだけで。(犠打なしの)記録を作ろうとしてないからね」(新庄監督)

 最後は笑みを浮かべながら自主的に動き始めた選手たちの姿勢を評価していた。