12日の巨人戦(マツダ)に先発した広島・床田寛樹投手(29)が〝魔の3回〟を悔やんだ。

 同一カード3連敗阻止の期待を背負い、マウンドの上がった首位・巨人相手の3連戦3戦目。2回まで完全投球と、文句なしの立ち上がりでもあった。

 だが、3回に思わぬ落とし穴にハマった。

 先頭・浅野に左翼線二塁打を許し、続く門脇の三塁線への犠打処理を誤り、一塁へ悪送球。打球を処理した直後は、二走をアウトにすべく、三塁送球も一瞬、プレーの選択肢に入れたようにも見えたが、三塁手・小園がベースカバーに入っていなかったために、一塁を選択。これが悪送球になってしまった。

 試合後、悔いの残る場面を振り返った左腕は「僕のエラーから始まって、それで試合が決まってしまった」と苦い表情。小園との連係がうまくいなかったことについては「僕がその前に(三塁線付近は)全部、行くからというのを言ってなかった」と反省点を口にした。

 このプレーで先制点を失った後も、打ち取った打球が内野安打になったり外野手の前に落ちるなど〝不運な〟適時打を立て続けに浴び、結局、この回3失点。5回まで3回の3失点のみとしたが、打線の援護に恵まれず今季6敗目。チームの連敗も止めることができず「(3回は)ズルズルといってしまい、申し訳ないと思います」と、肩を落としていた。