あふれるプロレス愛を胸に「闘魂」みなぎる投球を見せる。ソフトバンクの新入団選手発表会見が4日、福岡市内で行われ、ドラフト4位・村田賢一投手(22=明大)がルーキーイヤーからの大暴れを誓った。

 大のプロレスファンでリフレッシュもかねて年に3~4回は会場で観戦するほどだという。自らの登場曲も天龍源一郎の「サンダー・ストーム」、もっとも好きなレスラーとして挙げる三沢光晴さんの「スパルタンX」のいずれかで考えている。

 個人的なベストバウトとして挙げたのは、橋本真也さん、永田裕志のタッグと、三沢さん、秋山準が激突した伝説のZERO―ONE旗揚げ戦(2001年)。その熱は相当なものなようで「治療院の先生に『プロにいきます』って話をしたら、『プロレスでしょ』と言われました」とのエピソードも披露した。

 抜群の制球力が武器で打たせて取る投球が信条。六大学では通算36試合で15勝3敗と高い勝率を誇った。登板前のプロレス視聴は「興奮してしまうので意図的にやめてます」とのことだが、闘志を秘めた投球への自負は持っている。「〝闘魂〟という感じです」と口にする。

 目指すスタイルとして阪神・西勇輝の名前を挙げ「西投手の強みとしてインコースを突けるところがあると思う。ああいう選手になりたい。気持ち的には投げ切れると思うので磨いていきたい」と力を込めた。物おじしない投球で勝負していくつもりだ。

 必殺技ならぬ〝必殺球〟は、握りなどは秘密だというオリジナルのシンカー。なぜか大学野球で定着しているという「ナセル」という〝謎ニックネーム〟とともに、ペイペイドームを熱く盛り上げる。