【陸上】桐生が今季初戦で10秒04をマーク

2020年08月01日 17時07分

今季初戦に臨んだ桐生(提供写真)

 陸上男子100メートルで日本初の9秒台を記録した桐生祥秀(24=日本生命)が1日、今季初戦となった北鹿スプリント(山梨・富士北麓公園)決勝で10秒04(追い風1・4メートル)をマークした。

 スタートから勢いよく前に出た桐生はそのまま加速を続け、後半に入っても他の選手を寄せつけることなく1位でフィニッシュ。「スピードもよかったし、最後も(フォームが)ばらけずにゴールできたけど、まだ1試合目。これからトップスピードを上げていきたい」と率直に振り返った。

「今回は〝レース勘〟を戻すためにやったけど、久々に走れてよかった」と話すように、自身にとっては待望のレースだった。当初は3月に合宿先のオーストラリアでの競技会が今季初戦となる予定だったが、コロナ禍で中止。合宿自体もスケジュールを短縮して帰国することになり、走ることに飢えていたようだ。

 一方、自粛期間中のトレーニングやトラックでの練習再開でしっかり強化してきたという。「セットした際にお尻の位置が高い時があったので、そういうのをなくすように。できるだけ低い位置でも出られるのを意識したり、そのためにウエートトレーニングをやったりしてきた」と説明する。

「(10秒)0台は何回も出しているので求めていない。今日はベストを出すつもりだった」と話すスプリンター。新たな記録が生まれるのも時間の問題かもしれない。