ロシア新体操連盟会長がアジア転籍を表明「プーチン大統領の指示に従って」

2022年04月29日 15時04分

東京五輪に出場したロシアの新体操チーム(東スポWeb)
東京五輪に出場したロシアの新体操チーム(東スポWeb)

 ロシア新体操連盟(VFCG)のイリナ・ウスマノワ会長が、同連盟の欧州からアジアへの転籍を表明した。

 ウクライナ侵攻に対する制裁によって、ロシアやベラルーシの選手は新体操でも国際大会から排除されている。

 併せて欧州での大会も出場が禁止されているため、VFCGはアジア連盟に転籍する方針を決定した。ロシア放送局「ラジオkp」は「VFCGの会長でロシア代表チームを率いるイリナ・ウスマノワは、アジアへの移行を発表した。彼女は、アジアとアフリカの国々に注意を向けるよう促したウラジーミル・プーチン大統領の指示に従っていると述べた」と報道。プーチン大統領からの要請により、アジア転籍の決断を下した。

 ウスマノワ会長は「そのような決定は、国際大会での演技を禁止された状況を受けて、ロシアのアーティストを迅速に救うことを目的としている」と強調。「アジア選手権とそのユース大会に出場することが唯一のチャンスだ。他のすべての大会は欧州によって運営されてしまっている」と欧州とは決別してアジアの大会に出場する方針だ。

 アジアへの転籍はサッカー界などでも検討されており、新体操連盟の決定はその第1弾となる。ただ、アジア側が受け入れるかどうかは不透明。影響力を持つ中国や中東はロシア寄りとされているだけに、今後の動向に注目が集まる。

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