スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが自身のSNSで突如〝不穏〟な投稿を行い、同クラブへの入団をドタキャンしたフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペへの〝絶縁状〟との観測が広がっている。
エムバペはRマドリードと一度は入団合意しながら突如翻してPSGとの契約延長を発表した。このドタキャン劇が大騒動となる中、フランス代表の先輩として公私ともに親交が深くRマドリード入りも進言してきたベンゼマが沈黙を破った。
ベンゼマは自身のSNSに、1990年代の米国の伝説的ラッパーの2PACことトゥパック・シャクール氏の写真を投稿。説明はされていないが、この投稿が物議を醸している。
スペイン紙「マルカ」は「カリム・ベンゼマは、キリアン・エムバペの裏切りを説明するためにトゥパックの画像を使用している。ベンゼマは裏切られたと感じているようだ」と指摘。この投稿は、エムバペによる裏切り行為を糾弾するものだというのだ。
ベンゼマが投稿したシャクール氏の写真は俳優のスティーブン・ボールドウィンと握手しているものだが「一見するとヒップホップカルチャーを知らない人はその画像に戸惑うだろうが、それを知っている人はあることに気付く。カメラをまっすぐ見ているトゥパックの後ろにいる男が、彼を裏切って最終的に殺したとされる〝友人〟だからだ」と指摘。シャクール氏は96年に銃撃されて死亡したが、犯人は不明のまま。米国の東西ヒップホップ抗争の中である友人による犯行との説が有力視されており、今回ベンゼマが投稿した写真に写り込んでいるのが当時〝犯人〟と噂された人物なのだ。
ベンゼマがいわくつきの写真をこのタイミングでわざわざ投稿したのは、許しがたい裏切り行為をエムバペが働いたという強い憤りを表現するためとの見方が広まっている。同紙は「裏切られたベンゼマがエムバペにどのような感情を抱いているのか。そして、カタールW杯で快適にプレーするためにPSGのスターはどれだけの修繕をしなければならないのか」。エムバペにとってベンゼマとの関係修復は困難との見解を示した。
エムバペのドタキャン騒動は、W杯王者のフランス代表エースコンビの間に大きな遺恨を生むことになりそうだ。












