Jリーグ界の〝ビックボスになる――。今季限りでJ1浦和を退団する元日本代表DF槙野智章(34)が自身の未来像について語った。

 今季限りでJ1浦和を退団する槙野は17日、オンラインで取材に応じ、指導者への思いを告白。「今は一応B級ライセンスを受講中で、講義も終わって実技指導のところに入っている。昨日もだが、今日も会見が終わったらジュニアユースの方に実技指導にいく」と明かした。

 将来的には、Jリーグの監督を熱望している槙野。その中で、プロ野球・日本ハムの〝ビックボス〟新庄剛志監督の存在を意識しているという。

「次の目標は監督になって(浦和に)帰ってきたいとな思っている。今は新庄さんが野球界で盛り上げてくれている。あの選手を見に行きたいって思って見に来るサポーターは多いと思うが、サッカー界であの指揮官を見たいと思ってもらえるような監督になって戻ってきたいと思っている」

 槙野が自身のユーチューブチャンネルで実施した「Jリーガー認知度調査結果」では悲惨な結果に終わった。Jリーグの発展へ、監督になったら「いろんな仕掛けができたら」と気合は十分。今後は他クラブでのプレーを模索することになるが、浦和への情熱が冷めることはない。