11日開幕する北中米W杯に臨む日本代表が、事前キャンプ地のメキシコ・モンテレイ入りしてから〝想定外〟のトレーニングを強いられている。

 2日に当地に入りした森保ジャパンは3日に練習をスタートさせたが、当初使用する予定だったメキシコ1部ティグレスのグラウンドのピッチコンディションが悪天候で悪化したため、市内にある大学の施設を利用。しかし、ここも芝状態が決して良いわけではなく、4日の練習は市内中心から離れた山間にあるメキシコ1部モンテレイのトレーニング施設を利用した。

 落ち着いてW杯の準備という雰囲気にはなりづらい状況となっている中、日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)は4日の練習前に取材に応じ「チームは落ち着いているし、よりいい環境を求めて、今回こういう移動になった。悪天候の影響なので、致し方ない部分もある」と見解を示した。

 5大会連続W杯メンバー入りのDF長友佑都(FC東京)は、こんな状況のダメージを最小限にとどめるつもりだ。2日間で2度の練習場変更の経験は「なかった、W杯では」とした上で「僕はすごく慣れているんでね、こういうことは。なので若い選手たちが動揺しないようにとか、こういうことでネガティブにならないように声がけとか心がけをしたい」と力を込めた。