明治安田J1百年構想リーグ第18節(23日)、千葉が柏戦(三協F柏)に2―4で敗れ、3勝15敗(うちPK負け3回)の東最下位で特別大会を終えた。

 この試合にスタメンで出場したFW呉屋大翔は「勝てなかったので、チームも個人も満足な試合ではなかった」と悔しさを吐露した。

 個人としては今季5年ぶりにJ1でプレー。17試合に出場し、チームトップの3得点を挙げたが「これだけ試合に出たので正直、数字としてはもっと取りたかった。そこが伸びればチームも、もうちょっと勝てたかな」と責任を重く受け止める。

 数字以外の部分でも呉屋の貢献度は高い。この日の試合では、何度も前線で相手DFと競り合いながらボールを収め、味方にパスをつないだ。「年齢が上がるにつれて、確実に幅が広がっている感覚がある」と語るように、ベテランとして円熟味が増している。

 一方で「チームに求められる役割をやりつつ、どれだけゴール前に顔を出せるか。一番はゴール」とストライカーとしてのプライドは健在だ。

 この日、呉屋と2トップを組んだのは、17歳のMF姫野誠。今季はわずか1ゴールに留まっているが、その成長は著しい。先輩として「あの年齢で普通にやれている時点ですごい」と実力を認めつつ「自分でも分かっていると思うけど、やっぱりもっと結果は出していきたい」と期待の若手にハッパをかけた。

「良い競争があれば、もっと伸びていくはず。そういう意味では彼に良い刺激を与えられるように、僕自身も横で頑張りたい」。今季のチームのゴール数は東で最少の18。32歳と17歳の〝年の差コンビ〟が、得点力不足解消のミッションに挑む。