明治安田J1百年構想リーグ第18節(24日)、東京Vが横浜M戦(味スタ)に0―6と歴史的な大敗を喫した。エースFW染野唯月が明かした敗因とは――。
1993年のJリーグ元年でオープニングマッチとなった名門同士の〝伝統の一戦〟。熱戦が期待されたが、まさかの一方的な展開となった。
城福監督率いる東京Vは前半25分、相手ペナルティーエリア付近で得たFKからカウンターを浴びて先制を許す。同36分にも相手のカウンター攻撃で再び失点。前半終了間際のアディショナルタイムには自陣でのボールロストから3失点目を献上した。後半も1分、14分に連続で失点。アディショナルタイムにもゴールを許し、劣勢をはね返せないまま試合終了を迎えた。
東京Vが6点差以上で負けたのは、J2時代の2021年3月27日にアウェーの新潟戦で0―7と敗れて以来、実に5年ぶり。今回はJ1の伝統の一戦、しかもホームで喫した大敗だけにショックは大きい。
試合後、染野は「一人ひとりの球際の部分で負けていた。誰のボールでもないところに誰かが行くとか、当たり前のことができていなかった」と意気消沈。この試合が始まるまでは特別大会の東で4番目に少ない失点数(17戦19失点)と5バックを中心に粘り強さを見せていたが、守備が崩壊してしまった。
「うまく前進できず、相手コートでサッカーをすることができなかった。それを切り替えられず自分たちのコートで失う回数が多かった分、失点につながる回数も増えた」とこれまでの試合との違いを明かした。
試合後の選手たちには悲愴感が漂っていたが、それでも染野はエースとして「この試合を無駄にしてはいけない。まずはプレーオフがあるので、しっかり2試合勝って今シーズンを終わりたい」とチームを鼓舞するような言葉で前を向いた。
東京Vは今回の歴史的惨敗から立ち直り、来季に向けて良い形で特別大会を締めくくることができるか。












