J1川崎の元ブラジル代表FWレアンドロダミアン(32)に海外クラブからオファーが殺到していと、ブラジルメディア「グローボ」が18日に伝えている。

 2012年のロンドン五輪で得点王となったレアンドロダミアンは19年に川崎に加入し、同年に23試合9得点、20年に34試合13得点をマーク。リーグ制覇(20年)や天皇杯優勝(20年)、ルヴァンカップ制覇(19年)に貢献した。今季も、ここまで16ゴールを挙げて得点ランキング2位(19日時点)につけている。

 そんなブラジル人ストライカーと川崎の契約は2022年1月1日まで。今後の去就は未定となっているが、同メディアによると「(レアンドロダミアンが)日本に滞在したいという願望にもかかわらず、ブラジル、米国、UAEのクラブからオファーを受け、次のシーズンの代替案を検討している」という。

 もちろん、川崎と契約延長する可能性もあるため、同メディアは「今後の数日間で将来を決める必要がある」としながらも「彼はまたアジアでもっとも価値のある選手の一人」と伝えるなど、破格の好条件が見込める中東クラブへの移籍を示唆していた。

 リーグ首位の川崎をけん引するストライカーは来シーズンに向けてどんな決断を下すのか。