女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ジュリア(28)が、祭典「5★STAR GP」(30日、大田区で開幕)で完全復活の雄たけびを上げる。昨年は首の負傷で途中棄権した〝因縁のリーグ戦〟を控え、万全のコンディションで臨む今年は気合十分。このところ目障りな存在になってきた〝闇の黒虎〟スターライト・キッドを地獄に落とし、再び女子プロ界の頂点に立つ。
史上最多の26選手がエントリーした今年の祭典で、人一倍気迫をみなぎらせるのがジュリアだ。「首の痛みっていうのがずっと悩みだったけど、今はない。めっちゃコンディションがいいね。万全な状態に持ってこられたんで、かなり自信があるよ」と胸を張る。
初優勝の期待がかかった昨年大会は、リーグ戦途中で首の負傷が悪化。無念の途中離脱となった。その反省を生かし「ケガして休んでから、いい先生を紹介してもらったんだ。意識も変わって、メンテナンスも仕事なんだと嫌というほど感じたからさ」という。
ブロック分けはブルースターズにエントリー。岩谷麻優をはじめ、ワンダー王者の上谷沙弥、かつての妹分、「プロミネンス」の鈴季すずらが入った。
ジュリアは「渡辺桃とか上谷とか、すごいおいしそうな相手になってきたよね」と舌なめずりしつつ、警戒するのがキッドだ。「変わったよね。大江戸隊に入って好き勝手やってるなって。STARSにいたときは岩谷麻優を支えるSLK(キッド)という感じだったけど、女子プロレスの顔ぐらいまで上り詰めた」と評価する。
実際、発信力ではジュリアにひけをとらない位置まで上がってきたのは事実。ならば、ここで芽を摘むしかない。「後楽園の試合でマスクをはいでやったじゃん。楽しかったなあ。それが再現されんじゃない」とにやり。昨年2月13日後楽園大会のワンダー王座戦で2人は激突。当時の王者ジュリアはV6を果たすと、キッドのマスクをはぎ取った。8月27日後楽園大会の公式戦では屈辱を再び味わわせるという。
早くも優勝決定戦(10月1日、東京・調布)も見据える。レッドスターズを勝ち上がる相手に同じ「ドンナ・デル・モンド(DDM)」の舞華とひめかを指名し「ものすごい試合をして、皆にDDMのすごさを見せつけたい」と意気込んだ。
「『最近、ジュリア落ち着いてるね』とか言われるけど、私は今やるべきことを全力でやっているだけ。この期間にためた力を嫌ってほど見せつけた上で、やっぱりスターダム、女子プロレスはジュリアが中心なんだなっていうのを皆が感じることになる」
お騒がせ女の熱い夏が幕を開ける。












