女子プロレス「スターダム」で6人タッグのアーティスト王座を保持する「ドンナ・デル・モンド」の舞華、ひめか、なつぽいが、極寒の滝行を敢行した。
29日の東京・両国国技館大会で「コズミック・エンジェルズ」の白川未奈、ウナギ・サヤカ、桜井まいを挑戦者に迎えての防衛戦を控える3人が訪れたのは、神奈川・南足柄市にある夕日の滝だ。
「足柄山の金太郎伝説」では金太郎が夕日の滝で産湯をつかい、滝の下流で動物と遊んだと伝えられている。舞華は「大阪で絆が深まったと思うけど、今後のために修行にやってきた」と説明。ひめかとなつぽいからは「寒い!」とブーイングだったが、観念した様子で白い道着に着替えた。
滝行を指導する仙人から首の裏をつかまれ邪念を取り払った3人は、続いて「念彼観音力(ねんぴかんねんりょく)」を伝授される。仙人の説明によると、手を合わせて観音様を念じることで生命力が満ち、安らかな心、強い精神が目覚めるという。
とにかく力がみなぎったのは確かなようで、3人は塩と酒で体を清め、「えいほ!」の掛け声でボートをこぐような動きで準備運動。やたら舞華だけやる気に満ちているのは、アニメ「鬼滅の刃」で鬼殺の剣士を目指す主役の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)のもとで修行に励んだ場面と重ね合わせているようだ。
準備が整った3人は「えい!」と声を張り上げ、いよいよ滝へ。だが体のしんまで凍るような水の冷たさで、もはや悲鳴に近い叫び声がこだました。
落差23メートル、幅5メートルの滝に打たれながら「ベルト守る!」と叫ぶ舞華とひめかだが、なつぽいだけは「ぽい!」「ぽい!」しか出てこない。その後もひめかが「デカイはカワイイ!」と叫べば、舞華は「おい! おい!」とまるでアニマル浜口氏のように気合の雄たけびを連呼した。
もはや拷問にも近い過酷な試練を乗り切った3人は、どこか晴れ晴れとした表情。ひめかは「最初は冷たすぎて声にならなかったけど、だんだん慣れてきて温かく感じるようになった。これできっといいことが起こるような気がする」と笑顔。
なつぽいも「生まれ変わった気がする。邪念が流された。強くなりました」と胸を張った。
最後は仙人に「私たちは売れるでしょうか?」と聞くと「間違いない!」と太鼓判を押さえた3人は、気分よく夕日の滝を後にした。












