【スターダム】新人王・上谷沙弥 ストリートダンスで培ったキレ武器に「女子プロレス界の飯伏」目指します

2020年01月16日 16時30分

上谷は2020年の飛躍を誓った

 類いまれな運動神経を武器に、女子プロレス界の飯伏幸太を目指すのが「スターダム」の2019年新人王に輝いた上谷沙弥(かみたに・さや=23)だ。昨年8月10日の後楽園大会で渡辺桃を相手にデビュー。健闘むなしく逆エビ固めで敗れたが、打点の高いドロップキックなどで観客を沸かせた。その身体能力を培ったのは、親の勧めで小学校から始めたストリートダンスだ。

 アクロバティックなダンスが得意で「柔軟性とか動きのキレ、一瞬の判断とかでプロレスの役に立っていると思います」と語る。一度始めると、とことん突き詰めるという性格もあり、数々の国内大会で優勝。09年には米ラスベガスで開催された世界大会「ワールド・ヒップホップ・チャンピオンシップ」のジュニア部門で世界第2位になった。

 昨年12月の新人王決定トーナメント優勝決定戦で飯田沙耶を下した「その場飛びシューティングスタープレス」はそんな上谷ならではの技だが、「もっとたくさん、アクロバティックで誰もやっていないオリジナル技をつくりたいです」と目を輝かせる。目標とする選手が飯伏だ。

「練習生のころに試合を見たんです。そうしたら華麗に宙を舞っていて『ヒーローみたいでかっこいい。こういうプロレスもあるんだ。自分もやってみたい』って思ったんです。私もああいう空中殺法を使える選手を目指します」

 高校時代には“時給制アイドル”としてCMでも話題となったバイトAKBに参加した。EXILEのバックダンサーを務めるなど、もともとはアイドル志望。スターダムには18年10月に「最後の挑戦」として入ったアイドルグループ「スターダム★アイドルズ」を経てたどり着いた。近い将来に必ずやファンの度肝を抜く破天荒技を開発し、エース襲名を目指す。