新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」27日後楽園ホール大会のAブロック公式戦でバッドラック・ファレ(40)が矢野通(44)を下し、2勝目を挙げた。
選手コールが終わったリング上で「いや、ムリだろ~。でかすぎるだろ~」と160キロの巨体におびえる矢野に対し、ファレは余裕の表情を見せる。リング外へ飛び出した矢野から場外戦を持ち掛けられるが、もちろんこれはリングアウト決着を狙った罠だ。ファレは誘いに乗ることなく、悠然とリング上でイスに座り込む。場外カウントが進むとさすがの矢野も観念してリングに戻り、無事に試合が再開された。君子危うきに近寄らずとはこのことだ。
その後も矢野の狡猾な攻撃に手を焼いたファレだったが、ヒッププッシュでコーナーに激突させると即座に横入式エビ固めに移行。相手のお株を奪うかのような意表を突いた丸め込みで3カウントを奪って見せた。
曲者退治に成功したファレは「ヤノ…、もう簡単に俺を欺くことはできないぞ。お前の手口はお見通しだ。俺はお前の倒し方を身につけた。これでオマエはもっと小ずるくならないといけなくなったな。TOO EASY!TOO EASY!TOO SWEET!」と勝ち誇った。これで2勝1敗の白星先行。次戦(31日、名古屋)では優勝候補のオカダ・カズチカとの対戦を控えており、怪物揃いのAブロック突破へ重要な一戦となりそうだ。












