新日本プロレスのNEVER無差別級6人タッグ選手権(5日、後楽園)は、CHAOSの後藤洋央紀、YOSHI―HASHI、YOH組が、因縁の「ハウス・オブ・トーチャー」(EVIL&高橋裕二郎&SHO)を破り、3度目の挑戦で王座を奪取した。

 セミの矢野通対ディック東郷の「ドッグケージ・デスマッチ」で、両軍のセコンドとして助太刀に入った流れでメインがスタート。試合は拷問の館が優位に進めた。

 しかも、ケージに閉じ込められていた東郷を救出し数的優位をつくると、東郷が後藤、YOSHI―HASHI、矢野をケージに入れて施錠。リング上は新型コロナウイルスの陽性判定により、この試合が復帰戦となったYOHが1人残された。

 絶体絶命な1対4の状況となったが、なんとCHAOSの3人はケージからの脱出に成功。矢野がスペアキーを隠し持っていたのだ。

 今度は逆にEVIL、裕二郎、東郷をケージ内に捕獲。後藤とYOSHI―HASHIの毘沙門が残るSHOにCYR(合体の変型首砕き)を浴びせ、3人がかりのDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)を炸裂。YOHが因縁のSHOからフォールを奪ってみせた。

 殊勲のYOHは「なんかさあ、俺が休んでいる間にジュニアがめっちゃ面白そうじゃん。でもさ、今はNEVERでしょ。久々のベルト、CHAOSの先輩と巻けて本当にうれしいです。たくさんのことを吸収して、シングルにつなげていきたいと思います」と語った。

 同王座には1月東京ドーム大会、2月札幌大会で挑戦。いずれも王座取りに失敗し、まさに三度目の正直で結果を残した。

 一方、王座から陥落した拷問の館は試合後もEVIL、裕二郎、東郷がケージに閉じ込められたまま。即席で観客の記念撮影会が行われ、3人はぶざまな姿をさらすハメとなった。