新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(3日、東京・日本武道館)は、Aブロック1位の高橋ヒロム(32)がBブロック1位のエル・デスペラードを下し、大会史上初の3連覇。その優勝決定戦ではジュニアヘビー級の第一人者・藤波辰爾(68)が特別立会人を務めた。

「(1978年1月に)ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンで(WWWF)ジュニアのベルトを取って新日本に持ち帰って、それをこうやって受け継いでくれてる。すごく光栄です」とあいさつした藤波は、優勝のヒロムにトロフィーを贈呈。「ジュニアヘビー級を広めていただき、本当にありがとうございます」と感謝するヒロムからは「いつの日か戦ってください」と対戦要求も受けた。

 大会終了後、藤波は「さすがは決勝戦にふさわしい2人の攻防だった。どこかで最後に勝ちたいという気持ちがヒロム君が上回ったのかな。本当の彼のすごいところを見せてもらいましたね」と激賞。近年の新日ジュニアをけん引してきた2人の戦いを間近で見て「末恐ろしいというかね。現役の自分の気持ちに火をつけてくれたというのはありますね」と発奮した様子だ。

 対戦要求については「思わずうなずいてしまったから、承諾したと思ってるんじゃないかな。その気持ちはいい刺激になりましたよ」とした上で「とにかく現役である以上はね、いろんな戦いに挑んでいく、そういう気持ちじゃないとね。新日本で実現の可能性? ゼロじゃないですね」と目を輝かせた。