【新日本】NJC8強の高橋ヒロム 決勝の相手に“師匠” 内藤よりオカダを望む深い理由

2022年03月20日 05時15分

一昨年のNJC準決勝で対戦しているオカダ(左)とヒロム(東スポWeb)
一昨年のNJC準決勝で対戦しているオカダ(左)とヒロム(東スポWeb)

 新日本プロレスの高橋ヒロム(32)が「NEW JAPAN CUP(NJC)」での〝革命〟を予告した。新日ジュニア勢で唯一ベスト8に進出し、優勝後にIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードへの挑戦を明言している。そのプランをより理想に近づけるべく、決勝戦(27日、大阪城ホール)の相手には、師匠の内藤哲也を差し置いて現IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカを熱望した。ヒロムの真意とは――。

 快進撃を続けるヒロムは準々決勝戦(21日、長岡)で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の同門・鷹木信悟と激突する。正真正銘の初対決へ「あなたからガッツリとTIME BOMBで勝ってみせる」と予告した。

 近年のNJCでは、優勝者にIWGP王座挑戦権や王座挑戦選択権が与えられてきた。史上最多48選手がエントリーした今大会は史上初めて団体最高峰王者のオカダも参戦しており、優勝すれば例年以上に強い発言権を得ることができる。

 ヒロムは優勝したあかつきにはIWGPジュニア挑戦の意思を明言した。現王者デスペラードはSHOと抗争中だが「俺がNJCを優勝して指名してしまえば、デスペラードも俺とやるしかないとは思いますけどね。それでもSHOが先だというなら構わないです。待ちますよ」と言い切る。

 さらにその青写真に付加価値をもたらすべく、ヒロムは決勝戦の「理想の相手」にオカダを指名する。「オカダ・カズチカが来るとは限らないけど、やれるとしたら決勝。デスぺラードやマスター・ワトとの試合後にジュニアに対して、ゲキを飛ばしているのは伝わっているので。2年前のNJC準決勝(ヒロムが敗戦)でしたっけ? あの時ぶりにやりたいですよね」

 オカダを破った上でIWGPジュニアに挑戦すれば、そのベルトの価値は一時的にIWGP世界王座を上回ることになる。ヒロムは「それができれば、IWGP世界ヘビー級王座戦がある大会でもIWGPジュニアがメインにふさわしくなる。東京ドームのメインでIWGPジュニア戦という目標にも近づきますからね」と目を輝かせた。

 逆ブロックでは内藤も勝ち残っており、決勝戦では夢の師弟対決が実現する可能性がある。にもかかわらず、オカダとの対戦を望む理由については「王者である内藤さんじゃないとやる意味がないと思っているので。理想だけで言うなら2年前の試合が中止になった時と同じ状況(双方が王者)でやりたいです」と明かした。

 ともあれ今年のNJCは、かねてヒロムがこだわってきた「ジュニア」の価値を劇的に向上させるチャンス。歴代のジュニア戦士たちがつむいできた歴史と誇りを胸に、トーナメントの頂点へ突き進む。

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