お家騒動の真相は――。新日本プロレス「NEW JAPAN CUP(NJC)」2回戦(13日、兵庫・尼崎)で、EVILがタマ・トンガとのバレットクラブ(BC)同門対決を制し3回戦に進出した。試合後のリングではタマ、タンガ・ロアの「G.o.D」と邪道の3人がBCから追放される衝撃の展開。EVILはこの意義を明かした上で、追放となった3人の〝再就職先〟についても不敵すぎる助言を与えた。
BCは2月に米マットで、リーダーのジェイ・ホワイトがタマとタンガを裏切ったことで分裂危機に陥った。不穏な気配の中で行われたタマとの同門対決は、会場から「EVIL最低」というヤジが聞こえてきそうな衝撃の結末が待っていた。
試合は「ハウス・オブ・トーチャー(HOT)」のメンバーに加え石森太二、エル・ファンタズモの加勢を受けたEVILが圧勝。決着後にはバッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ、外道もリングに上がり、「G.o.D」と邪道に暴行を加えてユニットから追放した。3人を除く全員がジェイ側についた格好で、デビューから30年以上〝兄弟分〟だった外道と邪道もついに決別となった。
極悪軍団は結果的に分裂を避けられなかったが、EVILは「アイツらは中途半端な選択をしたから一番嫌われものになっただけだよ。アイツらはBCのお払い箱だ」。オリジナルメンバーでもあるタマをはじめとした3人を断罪した。
昨年9月に新チームHOTを結成して独自路線を歩んできただけに、他メンバーとの距離感は不透明な部分があったのも事実。だが、EVILは取材に、HOTはあくまでユニット内チームであり、考え方もBC内で一致していると主張する。
「何を言ってる。俺たちは最初から一枚岩だ。この騒動の元凶は、腐ったミカンのアイツら(タマ、ロア、邪道)だ。新日本プロレス50周年の節目に『ひと足早い大掃除』ができたんじゃねえか?」と、1984年の選手大量離脱時にアントニオ猪木氏の口にした発言を引用し、かつての仲間に別れを告げた。
さらには今後の去就が注目される3人について「あんな中途半端なヤツら、どこもいらねえだろ。まあ強いて言うなら、新日本の中には腐ったミカンだけでできてるユニットもなくはねえから、そこなんかお似合いなんじゃねえか?」と不敵な笑み。一方的に自身の古巣「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」入りを勧め、傍若無人ぶりを発揮した。
NJC3回戦(18日、後楽園)の相手はそのLIJの高橋ヒロムに決まった。「フン、あんなヤツごとき、トーナメントの踏み台でしかないんだよ。よく覚えとけ」と豪語したEVILが、2年ぶりの頂点へ突き進む。












