新日本プロレス1日の日本武道館大会で、#STRONGHEARTSのCIMA(44)、T―Hawk(31)、エル・リンダマン(27)が大きな爪痕を残した。

 3人はこの日、鈴木軍のエル・デスペラード、金丸義信、DOUKI組と対戦。新日本マット初参戦となったリンダマンとT―Hawkは、かねてIWGPジュニア王者デスペラードから名前を挙げられており、待望のマッチアップとなった。

 G―REX王者のリンダマンがドロップキックから熊殺し(変型ファルコンアロー)で攻め立てれば、デスぺラードはギター・ラ・デ・アンヘルで反撃。互いに譲らない一進一退の攻防を展開する。

 さらに#STRONGHEARTSはDOUKIを孤立させて一気に勝負に出る。3人がかりの連係で波状攻撃を仕掛けると、リンダマンが場外のデスペラードと金丸にノータッチトぺコンヒーロを発射し、完全に分断。最後はT―Hawkのナイトライドのアシストを受けたCIMAがメテオラを決め、3カウントを奪ってみせた。

 試合後のバックステージにはデスペラードが現れ、リンダマンと対峙。デスペラードが「テメエがチャンピオンだったらチャンピオンらしく、どんなすげえ選手がパートナーでも、テメーが最後にコール受けてテメーのテーマで入って来い」と一番最初にコールを受けていたことを挑発すれば、リンダマンは「お前のチャンピオンらしさがどういう形だか知らねえが、俺は俺のチャンピオンらしさを貫いて、お前の目の前まで、しっかりたってやるよ」と宣戦布告。デスペラードは「お前みたいにしっかり物事考えて、口からバンバンバンバン飛ばしてくれるヤツはやってて楽しいんだよ。組まれるかどうかは知らん。コイツとやりてえ」と、改めて対戦を熱望していた。

 #STRONGHEARTSからはCIMAがトーナメント「NEW JAPAN CUP」にエントリーしており開幕戦(2日、武道館)でTAKAみちのくと激突する。今後の新日本マットでの活躍に注目が集まる。