新日本プロレス13日のエディオンアリーナ大阪大会で、内藤哲也(39)がIWGP世界ヘビー級王座(現王者はオカダ・カズチカ)取りに弾みをつけた。

 内藤は20日札幌大会でオカダに挑戦する。この日は19日札幌大会でIWGP・US王者の棚橋弘至に挑戦するSANADAとタッグを結成。オカダ、棚橋組とのダブル前哨戦に出撃した。

 実力者4人のタッグマッチは互いに一歩も譲らない長期戦となった。オカダの左ヒザに集中砲火を仕掛けていった内藤は、30分過ぎから棚橋と激しい攻防を展開。コリエンド式デスティーノを阻止されドラゴン式張り手を浴びるが、逆にスリングブレイドを回避してフィッシャーマンズスクリューで攻勢に出る。

 ここでリングに入ってきたオカダにレインメーカーを狙われた内藤は、これをかわすとデスティーノをさく裂させて排除。最後は棚橋にもバレンティアからのデスティーノを決めて3カウントを奪ってみせた。

 最高の形で1週間後の王座戦に弾みをつけた内藤は「これで前哨戦は9戦9勝。よく前哨戦を勝った人間は、本番、タイトルマッチで勝てないという話を聞きますが…。前哨戦をすべて勝ち、タイトルマッチを勝ち、そして完璧な勝利をSANADAと俺は目指したいと思います」と〝完全試合〟を予告。最後は「ロス・インゴベルナブレス・デ! ハ! ポン!」の大絶叫でビッグマッチを締めくくった。

 昨年9月の大阪大会では左ヒザを負傷しその後の「G1クライマックス」公式戦を欠場することとなってしまった。それ以来のエディオンアリーナ大阪で完全復活を証明すると「いやぁ、それにしても眠いな。今日は早く帰って、ホテルで寝るわ。テンゴ・スエーニョ。眠すぎるぜ、カブロン」と言い残し会場をあとに。超夜型人間の内藤が21時を前に眠気を感じるとは、よほど試合で疲れたのか、それとも昨日寝ていないのかのどちらかで間違いない。