新日本プロレス7日の後楽園ホール大会で、YOH(33)がSHO(32)を相手に大暴走した。

 昨年8月の「ロッポンギ3K」解散から遺恨が深まり続ける両者は、11日仙台大会でシングルマッチを控えている。この日のYOHは石井智宏と組み、SHO、EVIL組と対戦した。

 SHO属する「ハウス・オブ・トーチャー」はいつものようにセコンドのディック東郷を介入させ、YOHはダーティーファイトに苦しめられた。ダイレクトドライブを回避されると、SHOのイス攻撃を浴びてしまう。さらに石井が羽交い絞めにされ、SHOにトーチャーツール(レンチ)攻撃を狙われた。

 ここで怒りが沸点に達したYOHは拷問の館を蹴散らすとSHOにトラースキックを決めてトーチャーツールを強奪。なんとレフェリーの制止を無視してそのまま殴りつけ、まさかの反則負けとなった。

 反則負けが宣告された後のリング上でも怒りが収まらないYOHはマウントエルボーを連発するなど大荒れ。「なあSHO君、早く戦争しようぜ…2人だけのな!」と宣戦布告していた。