新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、レジェンドの藤波辰爾(68)が第0試合の「ニュージャパンランボー」に参戦した。

 旗揚げ50周年のメモリアルイヤーを迎えた新日本の年間最大興行に、唯一現役の旗揚げメンバーが登場した。19選手が時間差で入場する「KOPW2022」(5日、東京ドーム)進出争奪ニュージャパンランボーで、18人目として50周年記念ガウンを身にまとってリングイン。2020年大会以来2年ぶりの古巣マット登場となった。

 いきなりバッドラック・ファレにドラゴンスクリューを決めるなど健在ぶりを証明。さらに真壁刀義をドラゴンスクリューからの足4の字固めで捕獲する。

 ところがその状態で後から入場してきた矢野通ら複数選手に押さえ込まれてしまうと、なんとそのまま3カウントを奪われてしまい敗退。5日大会の4WAY戦には矢野、鈴木みのる、チェーズ・オーエンズ、CIMA(GLEAT)の4人が勝ち残った。

【藤波の話】「なんかこう、新日に帰ってきたなというね。みんな選手は元気いい。うん楽しみですね。1月4日からリングに上がれたっていう、こんなに光栄なことはないんでね。ここまできたら、68歳を迎えたんでね。まだ自分のデビュー50周年の続きが、今年まだいっぱいありますんでね。とにかくそれを無事に終えたいですね。50周年、半世紀、本当に…自分のなかではまだ続いてるんだけど、本来旗揚げメンバーがみんな揃って、今日のこのニュージャパンランボーに参加すればよかったね」