新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」覇者の後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)組が16日、来年1月4、5日東京ドーム大会でのベルト連続奪取を誓った。

 悲願の初制覇を果たした2人はこの日の一夜明け会見に出席。後藤が「やっといい形に残せたってことが非常に嬉しく思います。ただこれが決してゴールだとは思ってないので。ここで立ち止まることなくさらなる高みを目指したいと思います」と誓えば、YOSHI―HASHIも「僕自身はリーグ戦初制覇になってですね、これからすごい大きな弾みになっていくかと思います。トロフィー見た時に『優勝したな』という実感が湧いたのと、次、東京ドームで必ずベルトを取ってやるという思いが今、すごい強いですね」と次なる戦いに目を向けた。

 ドーム決戦初日の4日大会ではタイチ、ザック・セイバーJr.組の持つIWGPタッグ王座挑戦が正式決定。さらに翌5日大会ではYOHを加えたトリオで、NEVER無差別級6人タッグ王者のEVIL、高橋裕二郎、SHO組への挑戦も決まった。

 WTL公式戦で勝利しているタイチ組に対して後藤が「向こうもベルトがかかるということで、また違う気持ちで来るでしょうし、コンディションも整えて来るでしょうし。その辺は注意しなければいけないとこもありますけども、負けるという気持ちはさらさらないです。勝つことしか見えてません、オレは」と闘志を燃やせば、YOSHI―HASHIは「NEVER6人はNEVERのブランドであって、次僕らが挑戦するのはIWGPですよね。昔から歴史のあるIWGPとそのブランドに挑戦するっていうのはやっぱ、NEVER6人とはまた違う思いがありますね」と強調。最後は「タッグベルトも挑戦しますけど、NEVER6人も思い入れは強いし、そこも必ず取り返す。そこしかもう頭にないです今、はい」と、東京ドームでの王座戦2連戦で一挙のベルト2本取りを予告していた。