新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」最終公式戦(11日、姫路)でSHO(32)と激突するYOH(33)が、因縁の「元3K対決」への思いを明かした。
ジュニアの祭典は公式戦1試合を残して前年度覇者・高橋ヒロムとIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードが勝ち点13で首位を並走。YOHとSHOを含む4選手が勝ち点1差で追っている。自力での優勝決定戦(15日、東京・両国国技館)進出の可能性はないが、望みをつなぐためには最終戦の必勝が義務付けられる。
重要な一戦を前にYOHは「とにかく一戦一戦なんですよ。(先を)考えられなくなってから調子も出てきたので。感覚が一致している今だからこそ、より研ぎ澄ますためにもさらに集中していきます」。開幕4連敗の崖っぷちから破竹の6連勝で巻き返してきた経緯もあり、現在は目の前の試合に集中することに重きを置いているようだ。
とはいえSHOに対しては特別な感情がある。2012年の入門から約9年にわたり苦楽をともにした同期に裏切られ、名タッグ「ロッポンギ3K」は今年8月に解散。YOHは9月メットライフドームでのシングルマッチでも敗れ、勝利したSHOはバレットクラブの新チーム「ハウス・オブ・トーチャー」に加入した。
「あの試合はどこか僕の中でフワフワしていたというか。怒りも悲しみもいろいろな感情があって…僕の実力不足ではあると思いますね」と振り返るYOHは、約2か月の雌伏の時を経て11月の大阪大会でSHOを襲撃。コスチュームも白に一新して心機一転を図った。
「真っ白い気持ちで、いろいろなものを取り入れていきたいという気持ちですね。時間をもらった以上は時間を返さないといけないので。今はすべてにおいて吹っ切れてます」と言い切る。
一方のSHOは卑劣な反則攻撃を駆使してBOSJを荒らし回り、以前とは別人のような変貌ぶりを見せている。YOHは「もう問いただすことも何もないですし、負けた俺が言うのもなんですけど、元相方としては圧倒的に強くて怖いレスラーになるものだと…。そうして新しい自分を築いていくのかなって思ってたら、ズルくて、EVILの手下みたいな…。いやあ、そんなレスラーになりたかったんだって。正々堂々やろうぜって意味でも『ケンカしようぜ』と言いたいです」と複雑な胸中を明かすとともに宣戦布告。
優勝争いに生き残るため、そして他の誰よりも負けるわけにはいかない元パートナーに雪辱を果たすため、最終公式戦のリングに向かう。












